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僕も参加している「9条を守ろう! ブロガーズ・リンク」に、「愛のエロテロリスト」ことインリン嬢がリンクしてくれている。彼女は6日のエントリ「アジアの安眠」で次のように述べて、小泉首相の靖国参拝を鋭く批判したが、世の野郎どもには、彼女のキワドイ写真に生唾を飲み込むだけではなく、彼女のともすればキワドイ(芸能界でこの種の発言をするのは、大きなリスクを伴う)政権批判に溜飲を下げる楽しみこそ知ってほしいと思う。
靖国神社は、国民を洗脳してアジア侵略の加害者にした軍国主義の宗教で、今でもあの侵略戦争を美化して正当化してるんですよ!そこで祈るなんてのは、中国・台湾・韓国・朝鮮・沖縄・ベトナム等のアジアの被害者だけではなく、日本の為だと洗脳されて死んだ日本人や植民地の人達にも失礼です。さて、インリン嬢は、正月休暇でぐっすり熟睡し、睡眠不足を解消できたようだが、東アジア諸国にとって、枕を高くして寝られる日々は、まだまだ訪れそうにないようだ。 姜尚中・東大教授は、東アジア共同体をめぐる日本と中国の対立が、東アジアに新冷戦をもたらすと警告する。 姜教授は3日、JapanFocusに寄稿した論評(「対立が招く東アジアの新冷戦」 原題:Rivalries Threaten New Cold War in East Asia 原文 ハングル版)で、「日本と中国の対立、不和が東アジアの平和と反映にとって最大の不安定要因になっている」と指摘。「東アジアの核心グループ、日中韓3カ国の不和、中国・韓国対日本の不和がますます深刻になっており」、東アジアの未来像を生み出すと期待された二つの国際行事(昨年11月のAPEC、12月の東アジア首脳会議)は、 「なんら言及する価値もない首脳たちのオールスターショーに終わった」と述べている。 釜山でのAPEC、東アジア首脳会議の成果について、「なんら言及する価値もない」ものかどうかについては、評価が分かれるところだが、彼が、その原因としてあげる「米国の影響」と「小泉の靖国参拝をはじめとする歴史認識問題」は、今日の東アジア情勢を読み解く重要なキーワードであることは、衆目の一致するところだろう。 姜教授は、「このような状況を見ると、東アジア共同体という偉大なコンセプトはしなびていく」とし、「北東アジアのナショナリズムの勃興は著しく、この三カ国(日中韓)関係がコントロール不能になれば、東アジア共同体構想は事実上、崩壊する。これは日本だけでなく東アジアの他の国々にも大きな損失をもたらす」と警告する。 彼が具体的にあげるのは、「第二のアジア通貨危機」「東アジアにおける新冷戦と軍拡競争」「日米の世界的軍事統合」だ。全文は原文を読んでもらうとして、ここではその一部分を紹介したい。 「将来における中国と米国の衝突は、中国と日本の衝突として、東アジアで再現される。万一、その敵対関係が日本の過去の侵略、植民地支配のような”歴史認識”問題とリンクすれば、新冷戦構造は、アジアに深い対立を生み出す」東アジアの新冷戦という最悪のシナリオを防ぐ手立ては何か。姜教授は、「中国との非正常な関係を修復し、東アジア共同体を目指すASEANの努力を支え、日中韓三カ国の協力関係を深めうる新しい外交政策」への転換が必要だと説く。 永田町雀の間や民放小泉劇場では、早くもポスト小泉の話題で持ちきりだが、最有力候補と目される安倍にも、野党第一党党首の前原にも、外交政策を転換する気などさらさらないのは明らかだ。アジアを見据えた戦略的外交を進められる政党、政治家こそが求められている。
by peoples-flag
| 2006-01-11 04:13
| ■Keep9 憲法9条を守ろう
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